2006年10月1日~2007年12月21日の日経225miniのパフォーマンスは下記のようになっています。
【 日経225mini カウンタートレンド戦略のみ 検証結果】
【 日経225mini カウンタートレンド戦略のみ 資産曲線】
※ 手数料及びスリッページは含まれておりません。
※ エントリーは9時05分、エグジットは15時05分で設定しております。
※ ロスカットは0.8%で設定、トレイリング・ストップ(ブレイクイーブン +10円)を設定しております。
2006年10月1日~2007年12月21日の期間で日経225miniとラージのパフォーマンスを比較
※ mini10枚のパフォーマンスデータとラージ1枚のパフォーマンスデータを比較した場合
同期間の日経225先物(ラージ)でトレードを行った場合と比較して、miniで売買をしたほうが全体的に見ますと、パフォーマンスが改善します。
■ ラージ 1枚の場合(2006年10月1日~2007年12月21日)
総利益:4,780,000円
勝率:62.91%
プロフィット・ファクター:1.79
最大日中ドローダウン:-940,000円
一回当り平均利益:26,409円
■ mini 10枚の場合(2006年10月1日~2007年12月21日)
総利益:4,770,000円
勝率:61.67%
プロフィット・ファクター:1.81
最大日中ドローダウン:-775,000円
一回当り平均利益:26,500円
この結果の一つの理由として、miniの最低変動幅が5円であることが影響していると考えられます。
スリッページ(システム発注価格と約定価格のズレ)を考えた場合、ラージは片道10円、往復で20円程度発生する可能性があります。
それに対して、miniの場合、片道5円、往復で10円程度。この“片道5円、往復10円”差は長期的に考えた場合、累積損益に大きな影響を及ぼします。 現在のminiの売買高を考えますと、上述したように単純に考えるのはminiのデータが短期間しかないため危険ですが、今後、miniの売買高は個人投 資家を中心にさらに拡大していくと予測されます(これは米国のS&P500先物を見れば明らかです)。