■システムトレード全般
【Q】 売買システムのソフトを購入し、パソコンにインストールすればすぐに自動売買が始められますか?
A. いいえ。東大Masterなどは戦略ソフトと呼ばれ、それ単体では稼動させることはできません。稼動させるためには、トレードシグナルやトレードステーションといったプラットフォームに、東大Masterなどの戦略ソフトをインサートする必要があります。家電を例としますと、ビデオデッキとビデオテープの関係です。ビデオデッキがトレードシグナルやトレードステーションといったプラットフォームです。それに対して、ビデオテープが戦略ソフトとなります。
【Q】 プラットフォームとは何ですか?
A 売買戦略を記述したプログラムを搭載できるチャートソフトのことをプラットフォームといいます。一般的なチャートソフトでは、売買戦略プログラム(戦略ソフト)を搭載することができないため、自動売買環境を整えるのであれば、トレードシグナルやトレードステーションといった売買戦略プログラムを搭載できるプラットフォームが必要となります。家電を例としますと、従来のチャートソフトは従来のテレビです。ビデオテープ(戦略ソフト)は再生できません。つまり、プラットフォームとは、テレビとビデオデッキがセットになっているテレビデオというイメージです。そのテレビデオ(プラットフォーム)では、録画(構築)、再生する機能が追加されたチャートソフトというイメージです。そのため、録画(制作)機能は、自ら戦略ソフトを構築することができ、再生機能はその戦略ソフトを動かすことができるということです。
【Q】 プログラム言語とはどのようなものですか?
A プログラム言語はそれぞれ、トレードシグナルではエキーラ、トレードステーションではイージーランゲージ、トレードスタジアムではイエスランゲージという名前があり、それぞれの互換性は高いのですが、全く同一というわけではありません。売買戦略を一定のルール従って記述するのですが、if…then…など、主に中学校で習う英単語が使用されています。ひまわり証券の無料ウェブセミナー(オンデマンド:随時視聴可能)、書籍やDVDなどで一部のプログラム内容は確認することが可能です。
【Q】 自動売買を行うために必要なOSや使用環境はどのようになっているのでしょうか?
A 自動売買を行うためには、
(1)リアルタイムの価格データを自動で取り込み (2)戦略ソフトのプログラムを実行し (3)売買シグナルの有無を自動計算し (4)証券会社へ自動的に発注する
これらの作業をストレスなく行える環境が必要です。OSの影響を受けるのは、TradeStation2000iやトレードシグナルといったプラットフォームです。東大Masterなどの戦略ソフトはOSを問いません。Windows XPでもVistaでも稼動させることはできますが、Vistaをお使いの場合にはUAC機能の無効化などの対応が必要となります。 使用推奨環境などは、下記ひまわり証券ホームページなどでもご確認ください。 http://sec.himawari-group.co.jp/sts/tradesignal/envi.html
【Q】 自動売買を行うには、戦略ソフトのほかにどのような準備が必要ですか?
A 東大Masterなどは売買戦略ソフト(プログラム)と呼ばれ、これをPCにインストールしただけでは動きません。稼動させ、自動売買を行うには次のものが必要です。
(1)データベンダー:リアルタイムの価格データの供給元 (2)データアダプター:価格データを取り込み、チャートソフトへ流し込み (3)プラットフォーム:チャートを表示し、売買シグナルを生成 ← ここに(4)戦略ソフトを取り込み (5)発注ソフト:チャートソフトから証券会社へ発注 (6)証券会社:注文を受け取引所へ
TradeStation2000iは上記(3)にあたりますので、他の(1)(2)(4)(5)(6)は別途必要になります。 一例が弊社サイト、プラットフォームTradeStation、シストレとは?のページにありますのでご参照ください。なお、データベンダーやソフトウェア、証券会社の組み合わせは様々ありますので、よく検討したうえでお選びください。
ひまわり証券のトレードシグナルには、上記(1)(2)(3)(5)(6)が備わっていますので、トレードシグナル+(4)戦略ソフトの組み合わせで自動売買可能です。 http://sec.himawari-group.co.jp/sts/tradesignal/index.html
【Q】 貴社開発ソフトで、バックテスト結果ではなく実績として出ているものがありましたらご教示願います。
A 実績は弊社ホームページトップにて毎日開示しております。
また、ひまわり証券ホームページでも週間、月間、年間のパフォーマンスを掲載しております。 http://sec.himawari-group.co.jp/sts/index.html
【Q】 プログラムのカスタマイズは可能でしょうか?
A はい。プログラム開示型のシステムであれば、もともとのプログラムをベースにカスタマイズ可能です。
【Q】 ブラックボックス(非開示)型のシステムでも、トレードシグナルを使って完全自動売買が可能なのでしょうか?
A はい。ブラックボックス(非開示)型のシステムでもトレードシグナルから完全自動売買ができます。開示、非開示の違いは、プログラムコード(ロジック)を見られるかどうかです。
【Q】 ブラックボックス(非開示)型のシステムでは、自分で変更できる箇所は全くないのですか?
A ブラックボックス型のシステムは、プログラムコード(ロジック)を見ることはできませんが、取引枚数やトレード時間、ロスカットなどのパラメータは変更できるように設定してあります。
【Q】 PCを買い換えた場合はどうするのでしょうか?
A 新しいPCでセットアップしていただくだけで、コストは発生いたしません。ただし、ブラックボックス(非開示)型のシステムを導入されている場合には、新規のRegCodeを発行する必要がありますので、事前準備マニュアルに従って、新しいPC情報を弊社までご連絡ください。なお、規定の回数を超えた場合には、RegCodeの再発行手数料(税込み10,500円)を頂戴いたしております。
【Q】 戦略ソフトはどのように納品されるのですか?
A 原則として、プログラムコードをCD-ROMに収めて納品しますが、一部のものはダウンロードタイプです。プログラムコードをPCのデスクトップに保存して、そのコードをプラットフォームに取り込みます。取り込みのマニュアルが付属してますので、マニュアルをご参照いただきながらの作業となります。
【Q】 販売後にロジックの変更や調整などは無いのでしょうか。あるとすれば、そのときの対応はどうなるのですか。
A ロジックの変更は考えておりません。万が一、大幅な変更などがあれば、ご購入されたお客様方全員にご連絡します。
【Q】 各システムの詳細なバックテストのデータを提供いただけないでしょうか。
A 各パフォーマンス指標(プロフィットファクターなど)のサマリーデータはお渡ししておりますが、過去のトレードリスト(売り買いの状況の詳細)は売買ロジックの根幹に係わることもあり、残念ながらデータをお渡することはできません。ご理解の程よろしくお願い致します。なお、日々のトレード結果については、弊社ホームページトップに掲載しておりますので、こちらをご覧ください。
【Q】 シグナル配信ではロジックを知ることはできませんか?
A シグナル配信は売買シグナルをメールでお送りするサービスですから、売買ロジックは開示されません。
【Q】 一つのシステムより複数のシステムを導入して同時運用したほうが、投資分散効果が期待できると聞きました。本当でしょうか?
A 全てのシステムが全く同じ動きをしない限りは、必ずシステム間の分散効果はあります。ただし、損益の発生パターン(エントリーやエグジットの方向やタイミング)が似たシステムよりも、異なるシステムを組み合わせたほうが、ドローダウンの時期が重ならないなどの効果は大きくなります。相関係数表をご参照ください。
【Q】 よいシステムの見分け方はありますか?
A まずは、トレード回数ですが、基本的には多ければ積極的、少なければ慎重なエントリーロジックです。積極的な分、利益も大きくなるべきです。反面ドローダウンも大きくなる傾向もありますので、これを許容できるかもポイントになります。1回あたりの平均利益や、最大ドローダウンを比較検討すべきと考えます。 ロジック数も重要です。仮に200個のロジックがあって、毎日適用されるロジックが異なれば、過去のバックテストではよい成績でも、過剰に最適化されているケースも考えられ将来に不安は残ります。ロジックはシンプルなものがいいと思います。 また、システムトレードは1年2年と長く続けていくのがセオリーです。当然に良い時期悪い時期の波があります。この点で考えると、すでに運用実績のあるもの、長く機能しているものが、よいシステムと言えるのではないでしょうか。また、リアルトレードの実績を見れば、システムの性格や機能性なども把握出来ますので、バックテストとリアルトレードを比較することも重要なポイントでしょう。
【Q】 システムのバックテストに必要なヒストリカルデータを手に入れる一番安価な方法を教えて頂けないでしょうか。
A トレードシグナルには2年程度のデータがございます。それ以上は、様々なサイトをあたって取得せざるを得ません。
【Q】 プラットフォーム上に表示される売買価格と、実際の約定価格が異なるケースがあるのはなぜですか?
A 注文を出してからその注文が取引所で約定されるまでには若干のタイムラグがあります。その間に売買価格が変動することもあるため、実際の約定価格が異なるケースがあります。
【Q】 バックテストの結果に若干の差異があるようです。なぜ、そうなるのでしょうか?
A データ供給元から得られる価格データに若干の差異がある関係で、どうしても結果に差異は発生してしまいます。
【Q】 バックテスト結果によく記載のある「スリッページは含まれていない」とのコメントはどういうことを意味しているのでしょうか?
A 例えば、逆指値注文を出しているときに、その価格で約定されないケースがあり、この差額をスリッページといいます。マーケットの変動(値動き)が大きいタイミングのときに発生頻度が高くなります。このスリッページはバックテスト時には想定できませんので、通常は、スリッページを考慮していないバックテスト結果になっていることを意味しています。発生頻度ですが、日経225先物であれば片道10円、日経225miniであれば片道5円、発生頻度は6割程度を見込んでおくとよいでしょう。
■プログラミング代行サービスについて
【Q】 投資家のアイデアをプログラム化するサービスはありませんか? あるようでしたら、価格や詳細について教えて下さい。
A はい、行っております。詳細は弊社シストレラボをご覧下さい。
【Q】 5分足や30分足、日足のチャートを同時に参照して、日足の5日と25日の移動平均線がデッドクロスし、さらに30分足でもデッドクロスしたら、5分足のCloseで「売り」を仕掛けるというようなプログラムを書くことは可能でしょうか?
A それぞれの足をData1、Data2、Data3として同時に参照することは可能ですし、さらに、上記のようなプログラミングも可能です。
【Q】 プログラム言語はエキーラだけですか?
A エキーラだけでなく、イージーランゲージやイエスランゲージなどでも対応可能です。
■価格データなどに関して
【Q】 価格データはどのように取得するのですか?
A 通常、リアルタイムデータやヒストリカルデータは、ひまわり証券、IB証券やe-signalなどといったデータベンダーから有償供給を受ける必要があります。一部のデータについてはYahooファイナンスなどから無償取得も可能です。
【Q】 Yahooファイナンスから過去データを取得する事はできますか?調べてみたのですがYahooファイナンスには日経225先物の時系列がありません。
A Yahooファイナンスにあるものであれば取得可能です。ただし、Yahooファイナンスで取得できる過去データは日足となり、分足、ティックなどタイムフレームの短いデータは取得できません。日経平均株価指数の日足はYahooファイナンスにあるので取得できますが、日経225先物の過去データは存在しないため取得できません。
■接続先の証券会社などに関して
【Q】 現在、クリック証券に口座を開いているのですが、TradeStation2000iから自動発注することは可能ですか。
A まず、TradeStation2000iだけでは自動発注は不可能です。リアルタイムデータを供給してくれるデータベンダー、リアルタイムデータをTradeStation2000iに取り込み蓄積するデータ取得ソフト、TradeStation2000iからの売買シグナルを証券会社へ発注するAPIソフトなどが別途必要です。クリック証券については、発注APIについて公開しているようですが、接続できるAPIソフトが存在しないのではないでしょうか。
【Q】 マネックス証券のマネックストレーダーでも自動売買出来ますでしょうか。
A イエスランゲージコードを用い、マネックストレーダーシリーズが対応している個別株式に限定すれば可能かと考えます。しかし、日経225先物は取扱いないかとと思います。
【Q】 IB証券の口座開設マニュアルを見たいのですが。
A マニュアル閲覧は有料とさせていただいております。別途お申込みください。ただし、弊社よりTradeStation2000iをご購入いただいたお客様につきましては無料で閲覧できるサービスを付与しております。
【Q】 東大Masterを購入したのですが、IB証券の口座開設マニュアルを閲覧できますか?
A TradeStation2000iをご購入いただいたお客様につきましては無料で閲覧が可能ですが、売買システムのみご購入いただきましたお客様は有料となりますので、別途お申込みください。
【Q】 IB証券のTWSにおけるCMEの日経225先物のシンボルについて教えてください。
A TWSの円ベースの日経225のシンボルは「NIY」となります。ドルベースのものは「NKD」となります。取引時間やシンボル設定は、各銘柄をIB証券のTWSに登録し、銘柄上で右クリックしますと、コントラクト情報「Contract info」→詳細「description」から銘柄の属性を確認することができます。これに従い、GlobalServerやMetaServerの設定を行ってみてください。
■TradeStation2000iについて
【Q】 TradeStation2000iのお試し版を使っておりましたが、正規版を購入したいと考えています。お試し版を削除する必要がありますよね。
A はい。お試し版とは別のパスワード設定が必要になります。正規版をお申込みの際に、お試し版を使用していた旨をお申し出ください。手続きの詳細をご案内いたします。
【Q】 TradeStation2000iは外国為替相場にも対応できますでしょうか?
A はい。TradeStation2000iは外国為替にも対応しております。データベンダー、データアダプター、発注APIソフト、発注先は別途検討する必要があります。
【Q】 自分で作成したストラテジーや書き換えた設定のデータのバックアップを取りたいのですが。
A バックアップ方法は次のとおりです。
(1)ストラテジーのバックアップ方法
①PowerEditorを開き ②ツールバーのFileからImport and Export…、Export EasyLanguage Storage Fileを選び次へ ③保存(エクスポート)したいインジケータやストラテジーを選択し次へ、保存場所を決めて保存
(2)ワークスペースのバックアップ方法
①ウインドウズのスタートメニューを右クリックしエクスプローラを選択 ②C→Program Files→Omega Research→MyWorkのフォルダ内を参照し ③作成したワークスペースのうち、保存したいものを選択し、保存場所を決めて保存
【Q】 TradeStation2000i上で複数のストラテジーを走らせることは可能ですか?
A TradeStation2000i上、ストラテジー毎にチャートを設定することで、これらを同時に走らせることが可能です。
【Q】 TradeStation2000iとTradeStation8はどう違うのですか?
A TradeStation8は米国市場向けのツールで、TradeStation2000iは米国以外でも使用可能なツールです。
【Q】 TradeStation2000iとTradeStation8のプログラムコードに互換性はありますか?
A 大抵の部分で互換しておりますが、大きな違いとしては仕掛けと仕切りの言語が異なります。
(1)TradeStation2000i
ロング仕掛け:Buy ⇒ エグジット:Exitlong
ショート仕掛け:Sell ⇒ エグジット:Exitshort
(2)TradeStation8
ロング仕掛け:Buy ⇒ エグジット:Sell
ショート仕掛け:SellShort ⇒ エグジット:BuytoCover
【Q】 TradeStation2000iのアップデートを行う方法を教えてください。
A TradeStation2000iはバージョンアップされておらず、アップデートは不要です。
【Q】 TradeStation2000iからエクイティカーブのグラフを印刷しようとプリントボタンを押すと、プリントダイアログまでは出てくるのですが、パソコンがフリーズして動かなくなります。対応策を教えて下さい。
A エクイティカーブ(グラフ)を直接プリントアウトすることはできない設定です。お手数ですが、エクイティカーブ(グラフ)をプリントアウトする場合、一度、スクリーンショット画像として処理した上で、プリントアウトしてください。
【Q】 TradeStation2000iを起動したところ、「cannot open master file」という「I/O error」メッセージが何回か出たあとに一応立ち上がりますが、何か設定がおかしいのでしょうか。
A このメッセージはOSであるWindows Vistaからのエラーです。TradeStation2000iのエラーではございません。Windows Vistaは、XPにはなかったユーザーアカウント制御機能が実装されており、UAC(User Account Control)が有効(初期設定)になっていますと、たとえ管理者であっても制限ユーザー相当の権限しか使えなくなってしまいます。このUAC機能を無効にすることで正常に動作致します。 下記のURLからご確認ください。 http://www.microsoft.com/japan/windows/using/windowsvista/guide/account/account03.mspx
【Q】 TradeStation2000iのCD-ROMの他、HistoryBank.comのCD-ROMがありました。これは何に使うのですか。
A HistoryBank.comのCD-ROMには、米国個別株や先物の日足のデータが収録されています。過去の日足データ集ですから、TradeStation2000iやGlobalServerをセットアップするのにこのCD-ROMは不要です。
【Q】 HistoryBank.comのデータを更新したいのですが。
A TradeStation社では、現在HistoryBank.comのデータ更新サービスを行っておりません。悪しからずご了承ください。
【Q】 米国ではTradestation8.3までバージョンアップしているようですが、御社でもこのバージョンを販売していますか?
A 弊社取り扱いのTradeStationは2000iバージョンと呼ばれるもので、米国以外でも使えるように設定されているものです。対して、TradeStation8.3は対象マーケットが米国(一部のヨーロッパ市場を含む)に限られますので、このTradeStation 8.3の弊社での取り扱いはございません。 米国株のみへの投資であれば、TradeStation 2000iでもTradeStation 8.3でもどちらでも可能ですが、日本マーケットも対象に含めるとするならばTradeStation 2000iとなります。
【Q】 TradeStation2000iだけでバックテストはできますか?
A TradeStation2000iにバックテストの機能は備わっておりますが、バックテストを行うには過去の価格データ(ヒストリカルデータ)が必要です。TradeStation2000iにはヒストリカルデータはありませんので、別途取得する必要があります。
【Q】 TOPIX先物を設定したいのですが、どのようにするのか教えてください。
A 下記をご参照のうえご設定ください。
(1)シンボル:TOPX
(2)グローバルサーバーの設定
・Price Scale 1/100(表示は小数以下2位まで) ・Point Value 10000(取引倍率) ・Daily Limit 10000(適当で可。あまり関係ありません) ・Min. Movement 0.5(呼び値)
(3)メタサーバーの設定
Exchange TSE.JPN
【Q】 ヒストリカルデータをうまく表示できません。データの並べ方など約束事はありますか?
A 一例ですが、基本的なデータはDate(日付)、Time(時刻)、Open(始値)、High(高値)、Low(安値)、Close(終値)、Volume(出来高)を横に並べ、日付や時刻は上から古いもの、下に新しいものに並べたテキストデータであれば、FXでも個別株でも日経225先物でも何でも取り込み可能です。ただし、データ内に日本語が含まれていては表示できません。
【Q】 インジケータのプログラムをPlotできません。
A インジケータのプログラムを書く際に、新規エディタの「indicator」を使って書いてください。もし、「Signal」を使っていますと、Plotを行うことができません。「Signal」は戦略のプログラムを書くときに使い、「Indicator」は指標をPlotする際に使用します。これでVerifyできると思います。
【Q】 板情報はどこで見られますか?
A TradeStation2000iでは板情報は見られません。
【Q】 出来高がマイナス表示になることがあるのですが。
A NYダウなどのヒストリカルデータをYahooファイナンスから取得した場合、出来高が多いときに表示が上手くいかないケースがあります。これは、通常PCが32ビット(2の32乗、約43億)を超える数値を正しく扱えない、一定の場合にはマイナスの数値として扱うというPCの仕様の限界があるからです。このため、出来高が多いときには、エクセルでデータを取り込んだときに、出来高の桁を落としてテキストデータにしてください。
【Q】 GlobalServerでデータ取得の設定はどうすればよいですか?
A GlobalServerのToolsからRun Setup Wizardに進みます。次へ、次へと進むと、Data Collection Method(データ取得方法)を問われます。 End-of-Dayはリアルタイムでデータベンダーにアクセスしない場合、Real-Time/Delayedはデータベンダーからリアルタイムデータを取得する場合です。 現状、データベンダーがなければEnd-of-Dayにチェック、次はNoでよいと思われます。仮に、IB証券をデータベンダーとする場合には、Real-Time/Delayedを選択し、Datafeed to installはDBC Onlineを選択します。
【Q】 インストールしたTradeStation2000iが英語版なのですが。
A もともとTradeStation2000iは英語版のものをお送りしていますので、お客様には別途日本語化ソフトを無料ダウンロードして実行していただきます。
【Q】 TradeStation2000iで、個別株、株価指数先物、FX、株価指数オプションは取引可能ですか?
A TradeStation2000iでは、個別株、株価指数先物、FXは大丈夫ですが、株価指数オプションへの対応がございません。
■トレードシグナルについて
【Q】 朝、トレードシグナルを起動すると、前日のシグナルが変わっていることがあります。 理由などお教えいただければ幸いです。
A トレードシグナルでは海外データの配信が毎朝8時すぎに行われる関係で、この時間より前に起動すると、本来参照すべき値を捕らえられず、前日の売買シグナルが誤表示されることがあります。海外データがアップされた後、チャートを再更新すると前日の売買シグナルはもとに戻ります。なお、リアルタイムで誤ったシグナルが出ることはありません。
【Q】 売りや買いの複数のストラテジーを同時に運用することは可能なのでしょうか。この場合、売り買いの両建ても可能でしょうか。
A 複数のストラテジー運用も可能です。トレードシグナル上の売買サインは、ストラテジーが適用されているチャート毎に設定されている発注ルートを通じて口座管理用WEBサイト(Hits証券デリバティブ)へ流れます。それぞれのストラテジーからのサインを異なる発注ルートにより別々に認識しますので、売り買い両建てでのポジション管理が可能です。
【Q】 トレードシグナルの参考書などをお教えください。
A ひまわり証券のウェブサイト、無料ウェブセミナー(オンデマンド:随時視聴可能)や発売されているDVDをご参照ください。
【Q】 ストラテジーを最適化するのに時間がかかります。
A 最適化の所用時間は、データ量、パラメータなどの計算要素と、それを計算するPCのスペック、ネット環境によるところが大きいかと思われます。
■トレードスタジアムについて
【Q】 貴社の取り扱うシステムは、トレーダーズ証券のトレードスタジアムで運用する事は可能なのでしょうか?
A トレードスタジアムのプログラム言語はイエスランゲージです。弊社取扱いの戦略ソフトのうち、アールズロードとラリー・ロボットは、イエスランゲージコードのご用意はあります。その他のシステムについては、トレードシグナル用のエキーラ、または、TradeStation2000i用のイージーランゲージでプログラミングされているため、言語の違いからそのままではトレードスタジアムで使用できません。
【Q】 トレーダーズ証券のトレードスタジアムでは海外データなど取得することができないと聞きましたが本当ですか?
A トレードスタジアムの現在の仕様では日経225先物など所定のデータしか取り込めず、海外データなどは取得できないようです。
■TradeStation2000iとトレードシグナルについて
【Q】 TradeStation2000iとトレードシグナルの機能は同じですか。
A トレードシグナルのプログラム言語はエキーラ、TradeStation2000iのプログラム言語はイージーランゲージで、内容的には8割以上の互換性があります。 プログラム言語を搭載できるチャートソフトである点は機能的にも似ていますが、大きく違うのは、価格データの取り込みや注文発注機能の有無です。TradeStation2000iでは、価格データの取得や発注ソフトなどに別途コストがかかりますが、トレードシグナルではこれらが既に織り込まれています。
【Q】 自動売買を行いたいのですが、データ入力についてTradeStation2000iとトレードシグナルに違いはありますか?
A TradeStation2000iを利用する場合、一部の戦略ソフトについては海外指標データを毎朝手入力する必要があり完全なる自動売買とはいきません。対して、トレードシグナルを利用した場合には、データはすべて自動的に取り込まれるため、完全自動売買が可能です。
【Q】 TradeStation2000iとトレードシグナルの維持費の違いを教えてください。
A 例えば、東大Masterの利用を検討する場合、TradeStation2000i購入費約25万円(買い切り)、データ取り込みソフト(MetaServer)が約2万円(買い切り)、IB証券リアルタイムデータ配信料月額約4千円(東証と大証)、発注用APIソフト(TradeBullet)が月額約6千円程度かかります。 対して、トレードシグナルは上記すべて込みで月額約2万円です。
【Q】 TradeStation2000iとトレードシグナルで取引対象はどう違いますか?
A トレードシグナルで取引できるのは、日経225先物(miniを含む)、TOPIX先物、日本個別株ですが、TradeStation2000i+IB証券であれば、上記以外にもFXや海外マーケットでも取引可能です。
■TradeBulletについて
【Q】 TradeStation2000iでFilledされたものの、TradeBulletでInvalid(タイムオーバー)となる事象がたまに起こります。対応策はありませんか?
A いくつかの複合的な要因で起こる現象です。対応としては、
(1)ウインドウズのタスク機能を使い、TradeBulletの起動時間を9時01分にする (2)TWSとTradeBulletの組み合わせを最新のものにする (3)Javaは1.6以上(最新)にせず、1.5.0_11程度にする (4)Reject orders older thanを15分にする (5)PCの時計をインターネット時刻サーバーと同期させる (6)外部発信にかかるセキュリティを緩和する、などが挙げられます。
【Q】 Topix先物のオーダーが入りません。何か設定が必要なのでしょうか?
A Topix先物についてはTradeBulletでもシンボル設定が必要です。
(1)Tools → Symbol Managerから設定します。
(2)上段のName Typeなどは左から、TOPX Future TSE 08/09(最新限月)
(3)左側は上から
TB Name:TOPX Type:Future Strike Price:0.0 Right:Unknown Currency:Japanese Yen Point Value:10000 Tick Size:0.5 Rollover period:3 Description:Topix Future
(4)中央、ExchangesはTSEを選択してAdd
(5)最後に下のAdd/Updateをクリックしてください。
■その他の事項について
【Q】 Perry DVDのみの購入を考えていますが、買い又は売りのサインやロスカットのサインはどのようにして出すのですか?
A DVD内でエントリーの条件やその計算、ストップ設定、アレンジの方法などを紹介しています。実際の運用にあたっては、海外指標をご自身で取得していただき、エクセルなどで条件計算をして、手動で発注していただくことになります。なお、弊社ではDVDのみの販売は終了させていただきました。ご了承ください。
【Q】 ひまわり証券の堀川氏のブログでPerryの成績がアップされていますが、御社のHPに掲載されている成績と若干の差異があるようです。
A Perryをリリースした当時は、手動での運用が前提だったため、寄り引けが前提で、ロスカットはエントリー価格の0.7%、トレイリング・ストップなしでの検証を行っており、この初期設定をもとに結果をブログアップしていると思われます。 その後、Perryを自動運用できる環境が整備されたため、弊社では、エントリーロジックからブレイクアウト戦略を外した9時05分エントリー、15時05分エグジット、ロスカット0.8%、トレイリング・ストップありとする自動売買用のプログラムコードを作成し、この結果を日々アップしています。このような設定の違いにより結果に差異が発生しているものと思慮いたします。
【Q】 アールズロードは、トレードシグナル版とトレードスタジアム版で販売価格が異なるのはなぜですか?
A トレードスタジアムは参照できるデータが限られているなど、機能面でかなりの制約があり、これらをすべてクリアして製品化するのに多くの労力を費やした背景がございます。ご理解のほどお願い申し上げます。
【Q】 日々のトレード結果などはラージベースですか?miniベースですか?
A 日経225先物(ラージ)1枚あたりの結果です。