■ システム格付け会社が発行するFutures Truth magazine より
ピボットポイントの上に価格があるなら、市場は強気であると言われます。その時、価格は上に続くべきです。
ピボットポイントの下に価格があるなら、市場は弱気であると言われます。その時、価格は下に続くべきです。
また、ピボットレベルでは、サポートと抵抗として機能するべきです・・・・・・。
■ ピボット・ポイント(Pivot Point)とは?
PivotとはJ.W.ワイルダーによって開発された手法で、その手法はトレンド系に分類されてますが、トレンド系の中では珍しく短期のサポート・レジスタンスの水準を予測するテクニカル指標。前日の価格から買い・売りのポイントを判断指標とするため、特にデイトレーダー向きで、別名リアクション・トレンド・システムと呼ばれている。Futures Truthでランキング入りしているシステム等にも利用されているアメリカでも人気のある指標。
ピボットポイントとは最も大切なレジスタンスとサポートのレベルで、対象となる日経225先物の価格がこの数値近辺で反応を起こすという特性があります。
■ ピボット・ポイント(Pivot)の計算式
・ ピボット・ポイント(Pivot)=(前日高値+前日安値+前日終値)÷3
・ 第1次下値支持線(B1)=2×Pivot-前日高値
・ 第2次下値支持線(B2)=Pivot-前日高値+前日安値
・ 第1次上値抵抗線(S1)=2×Pivot-前日安値
・ 第2次上値抵抗線(S2)=Pivot-前日安値+前日高値
・ LBOP(ロー・ブレイクアウト・ポイント)=2×Pivot-2×前日高値+前日安値
・ HBOP(ハイ・ブレイクアウト・ポイント)=2×Pivot-2×前日安値+前日高値
■ インジゲーター(指標)としてチャート上に表示
・variables:PivotPoint(0);
・PivotPoint =(HighD(1)+LowD(1)+CloseD(1))/3; ←(昨日の高値+昨日の安値+昨日の終値)÷3
・Plot1(PivotPoint,”PivotPoint”,white); ←ピボットポイントを白色で表示するように指示