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【回答・その2】
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Tカウンター mini 3枚 |
Tカウンター mini 1枚 Sブレイカー mini 1枚 PMトレーダー mini 1枚 |
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総損益(38ヶ月) | +2,679,000円 | ⇔ | +1,969,000円 |
月間平均損益 | +70,500円 | ⇔ | +51,800円 |
月間最大損失 | ▲171,000円 | ⇔ | ▲18,000円 |
最大ドローダウン | ▲289,500円 | ⇔ | ▲68,500円 |
証拠金 | 600,000円 | ⇔ | 600,000円 |
【実践的思考のメリット】
同じmini3枚での運用だが、相関の低い(損益の発生パターンが似ていない)システムの組み合わせで月間最大損失やドローダウンが激減し、ブレの少ない安定したパフォーマンス。Tカウンターのマイナスを他のシステムが上手にカバーした結果だ。ドローダウンが小さい分、運用枚数を追加することも可能。 【実践的思考の落とし穴】 相関の低いシステムを組み合わせるので、主力のTカウンターが好調でも、他のシステムが足を引っ張るケースもある。我慢も必要だ。 |
期待できる利益が上下にブレること、これをリスクと考えるべきだ。毎月同額の利益を築き上げるシステムならリスクはない。しかし、実際には損益は毎月同額になることはなく、結果、損失を被る場合もある。利益を確保可能なシステム(戦略)であることが前提となるが、ブレというリスクテイクの最悪の結果が損失に他ならない。重要なのは「ブレの少ない安定感」なのだ。こうした安定感(リスクとリターンのバランス)は、シャープレシオで表現されることが多い。シャープレシオとは、期待できる利益がどの程度ブレるのかを図る指標で、数値が大きくなるほどパフォーマンスが安定していることを意味する。
■元本割れが少ないと言われる公社債投信でもシャープレシオは0.6~1.2
■Tカウンター単体のシャープレシオが0.6
■Tカウンター、Sブレイカー、PMトレーダーを組み合わせたシャープレシオは1.0
Tカウンター、Sブレイカー、PMトレーダーの組み合わせでは、Tカウンター単体より劇的にシャープレシオは良くなり、ドローダウンも改善され、かつ、総損益の落ち込みはそれほどでもない。非常にバランスのよい組み合わせと言える。ただし、上記は一例であり、枚数など変更すれば組み合わせは無数存在する。自身の最良の組み合わせを、このポートフォリオシミュレーターを活用して、是非検討、検証して欲しい。
■PC版ポートフォリオシミュレーターの画像
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